アニメってのはある意味"縁"だと思うんですね。
たくさんある中で見ようと思うもの、
なんとなく通り過ぎるもの、色々あって・・・
だからその中で見た作品たちは、
ある種の"運命"や"必然"を感じたりすることもあります。

この夏、見たのは、なんとなく見てなかったけど
たまたま手にとってしまったこの作品でした。

「あさっての方向。」

評価としてＡＡは固いです、
素晴らしく秀作なヒューマンドラマで
泣かされましたが、暖かい作品でした!!
これは大好きです!!

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【ＣＶ】
五百川からだ ：藤村 歩
野上椒子 ：伊藤 静
五百川尋 ：日野 聡
網野徹允 ：野村勝人
網野透子 ：渡辺明乃
汐崎琴美 ：小清水亜美


次を見るのが面倒だなんて一瞬も思わなくて、
気が付いたら次、また次ってなって
最終回になってました。

兄と二人暮しの五百川からだと、その兄である尋。
野上椒子が元彼である尋に再びであったことで
少しずつ歯車が動き出すストーリー。
からだはずっと自分が兄の負担になってると思ってて、
早く大人になりたかった・・・
その願いを、"願い石"に祈って・・・
椒子は何もかもを捨てたいと思っていた。

二人は月夜の社の前で出くわし、
そして・・・からだは大人に、
そして椒子は子供の姿に変わっていた・・・


二人の気持ちの描写、それらが丁寧で
すごく見やすかったです。
またからだがいい子過ぎる♪
彼女が少しずつ椒子を変えていった感じが好き。
それぞれの思いの交錯や葛藤などもいいし、
徹允のまっすぐな決意も最高です!!
秀逸なのは音楽で、シーンによっては
音楽にやられた部分も結構ありました。
ひと夏のファンタジー、人を選ぶ可能性はあるけど
これは普通にオススメできるんじゃないかと思います。

それにしてもからだがとてつもなく可愛かった♪
彼女の心を描いた第8話は物語の中でも最高の泣き回、
芯がしっかりしてて、優しい純粋な子です。
徹允にはぜひ彼女に見合ういい男になってもらいたいですｗ
・・・って十分かっこいいと思いましたけど。
椒子さんは素直じゃないけど、
いろんな気持ちを汲み取ってて、
すごくステキな女性です。
一番好きなシーンは子供と影ふみするシーンですかね。
なんか泣くシーンじゃないのに泣けた・・・


とにかく夏を代表するアニメの１つにこれをあげられます。
AIRはもちろん最高のアニメで、悲劇ですが、
あさっての方向。はハッピーエンドなのが好感度大!!
どちらもテーマに"家族"があると思いますが、
どちらを人に勧めるかといわれたら
あさっての方向。かなと思いました。
(AIRが嫌いなわけじゃないです、誤解しないで下さい!!)

【あさっての方向。　OPENING】



つづく